愛猫を突然亡くした私の後悔|猫の年1回健康診断が絶対に不可欠な理由

猫との暮らし

はじめに

生きとし生けるものは、どんな生き物であっても病気や怪我をします。

それは、どれだけ気をつけていても避けられないこともあります。

人間もそうですし、それは愛猫にも同じことが言えます。

私が以前飼っていた愛猫は私が目を離したほんの1時間の間に亡くなっていました。

その日の朝も愛猫はいつも通りご飯を食べ、いつも通り過ごしていました。

当時の私は今ほど猫に関する知識がなく「猫に健康診断を受けさせる」という発想自体を持っていませんでした。

ワクチンや必要な受診のときに病院へ連れて行くことはしていましたが、日常的な病気の早期発見という点は十分にできていませんでした。

今でも、もし定期的に健康診断を受けさせていれば、何かしらの異常を早い段階で見つけてあげられたのではないかと後悔しています。

その経験から、現在一緒に暮らしている愛猫たちには毎年健康診断を受けさせています。

このブログを読んでいる愛猫家の皆さんにも、年に1回(高齢猫の場合は年2回推奨)の健康診断を検討してみてほしいと思います。

費用面の負担もあると思うので、無理のない範囲で構いません。

ここでは健康診断でわかる主な内容を簡単に紹介します。

猫の健康のために、夏場に気を付けたい熱中症対策をまとめた記事はこちら。

猫の熱中症対策|夏に必須のケア3つ(エアコン・水分補給・毛ケア)
はじめに夏の猫は、人間以上に暑さの影響を受けます。特に室内飼いでも油断すると熱中症になることがあるため、早めの対策が大切です。① エアコン(室温管理)温暖化が進む今、夏場のエアコンは必須です。猫が快適に過ごせる室温は一般的に26〜28度前後…

◾️問診

普段の生活、食欲、排泄の状態などについて獣医師が飼い主に質問し、猫の全体的な状態を把握します。

気になることがあれば、この段階でしっかり伝えておくことで、その後の検査にも反映されやすくなります。

◾️身体検査

体重・体温の測定に加え、視診・触診・聴診などを行います。

特に体重や体温は、健康状態や発育状況を知るうえで重要な指標になります。

◾️便検査

寄生虫や原虫の卵、虫体、シストなどが含まれていないかを確認します。

便は健康のバロメーターとも言われ、消化器系の異常の有無も確認できます。

◾️尿検査

尿中のタンパク質やpHなどを調べ、さまざまな病気の兆候を確認します。

特に猫に多い腎臓病や泌尿器系の異常の早期発見に非常に有用です。

主に以下のような疾患の発見につながります。
・腎臓病
・尿路結石
・膀胱炎
・糖尿病

◾️血液検査

血液検査は大きく分けて、貧血や感染症の有無を調べる「血球検査(CBC)」と、内臓の状態を詳しく確認できる「血液生化学検査」の2種類があります。

人間の健康診断の採血と同じように、猫にとっても一瞬の痛みを我慢する検査です。

我が家の猫たちが通っている病院では、「血球検査(CBC)」をおこなっています。

採血を頑張っている姿を見るたびに「えらいぞ…!」と心の中で全力で褒めています。

この検査でわかる主な異常は以下の通りです。
・腎不全
・糖尿病
・甲状腺機能異常
・クッシング症候群
・ホルモン異常
・膵炎
・貧血
・脱水

◾️超音波(エコー)検査

心臓の大きさや動き、弁の状態などを確認します。

この検査では心臓の異常を早期に発見できる可能性があります。

主に以下のような疾患が発見できる可能性があります。
・肥大型心筋症
・心臓弁膜症

特に肥大型心筋症は猫で非常に多い病気の一つであり、早期発見が重要です。

◾️レントゲン検査

骨の変形や異常、関節の状態、臓器の形状などを確認します。

病気というよりは外傷や構造的な異常の発見に役立つ検査です。

◾️心臓マーカー検査

近年可能になった検査で、血液中のNT-proBNP濃度を測定し、猫の心筋症の早期発見に役立ちます。

心臓病は犬・猫の死因としても上位に入り、初期には症状が出ないことが多い病気です。

症状が出たときにはすでに進行しているケースも少なくありません。

ただし万能ではなく、BNPが上がらないタイプの心疾患もありますし、他の疾患でも数値が上昇することがあります。

そのため、超音波検査と組み合わせて総合的に判断することが重要です。

ちなみに我が家の愛猫たちの年1回の健康診断では、心臓マーカー以外は毎年すべて実施しています。

心臓マーカーは現段階で異常がないか確認する目的で昨年一度実施しました。

獣医師とも相談し、現時点では毎年のルーチンには組み込まず、今後の状況を見て判断することにしています。

健康診断について

健康診断を受けさせたいけれど費用が気になる、という方も多いと思います。

その場合、便検査と尿検査のセットは比較的手頃な価格で受けられることが多いので、まずはこの2つだけでも検討してみるのがおすすめです。

また、小規模な動物病院では健康診断パックが用意されていないこともあり、個別に検査を依頼すると割高になる場合もあります。

一方で、ある程度規模の大きい動物病院では健康診断のセットプランが用意されていることも多いので、一度問い合わせてみると良いと思います。

その際は、検査内容もしっかり確認することが大切です。

病院によって含まれる項目が異なるため、必要に応じてオプションを追加することになります。

せっかくご縁があって一緒に暮らすことになった愛猫です。

できるだけ長く、健やかに一緒に過ごしたいものですよね。

愛猫のためにも、年1回の健康診断をぜひ検討してみてください。

そんな風に愛猫を大切にするあまりとんでも方向に突き進み、現在の生活に至るまでを書いたブログはこちら。

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