はじめに
「お留守番が多くて寂しそうだからもう1匹迎えたい」
「保護猫との縁があって迎えることになった」
さまざまな理由で多頭飼いを考える方は多いと思います。
ただ、やり方を間違えると猫同士の関係が悪くなってしまうこともあります。
この記事では、実際の経験をもとに先住猫と新しい猫をできるだけスムーズに慣らす方法をまとめました。
① 迎えた直後は必ず隔離する
新しい猫を迎えたら、まずは先住猫とは別の部屋で過ごさせることが大前提です。
いきなり顔を合わせるのはNG。
猫にとっては「知らない敵が現れた」と感じてしまい、警戒やストレスの原因になります。
まずは姿を見せずに、匂いや気配だけを感じさせる期間を作りましょう。
※部屋の都合で別部屋を用意することが難しい場合は次のステップからでも可能ですが、慣れるまで時間がかかる可能性があります。
多頭飼いを考えている方は猫の為に用意するものはだいたい把握していると思いますが、トイレは最低1つ、出来れば2つ増やしてあげてください。
猫トイレは頭数+1が理想と言われています

我が家の猫もそうですが、猫は綺麗好きなので汚れたトイレだとトイレをしたくない子が一定数います。
”ずっと猫を見ていてトイレをしたらすぐに掃除する”なんてことはできないので、1つ多く用意しておくことで猫がトイレでを我慢することなく快適に過ごせるようになります。
猫は膀胱炎にもなりやすい生き物なので、特に気にしてあげてくださいね。
② 慣れてきたらキャリー越しに対面
少し落ち着いてきたらペットキャリーに入れた状態で対面させます。
ここで大事なのは無理に近づけないこと
先住猫が気づく距離にキャリーを置いて、先住猫が自分から近づくのを待ちましょう。
匂いを嗅いだりしながら少しずつ慣れていきます。
目安としては
● 1〜3日ほど
● 1回15〜30分くらい
※あくまで目安なので猫の様子を見てもっと短時間から始めても大丈夫です
猫のペースに合わせるのが大切です。
ペットキャリーは猫同士の顔が少ししか見えない状態で対面させると威嚇しにくいです。

暑い日に移動することもある場合、空調ファンがついたペットキャリーもオススメです。
あまり取り扱っているお店はないのですが以下では取り扱いがあります。
③ ケージ越しで本格対面
警戒が少し解けてきたらケージを使って同じ空間に入れます。
ここが“初めてのちゃんとした対面”。
ケージ越しにすることで先住猫が安心した状態で距離を取れます。
こういう環境を用意してあげるとトラブルがかなり起きにくくなります。
■ポイント
・威嚇が強い場合は②に戻る
・無理に近づけない
・必ず様子を見る
猫は警戒していると自分から近づきません。
つまり「近づく=慣れ始めてるサイン」です。
先住猫がOKでも新入り猫が怯えてしまうケースもあります
その場合は②へ戻ってゆっくり慣らしてあげてください
ケージは2~3段のものがおススメです。
新入り猫にとっても逃げ場があるというのは心強いですし、ストレスを感じにくくなります。
実際、この段階でこういった環境を用意しておくとかなりスムーズに慣れてくれます。

④ 直接対面(短時間から)
ケージ越しでも問題なさそうならいよいよ直接対面です。
最初は
5〜10分程度
新入り猫をケージから出して様子見をします。
ここでチェックすること
・喧嘩しないか
・強い威嚇がないか
・どちらかが怯えていないか
問題なければ、少しずつ時間を伸ばしていきます。
新しい猫も環境に慣れていないので長時間はストレスになることがあります。
⑤ 注意点(超重要)
■ 先住猫を最優先にする
猫はとても繊細です。
新しい子ばかり構ってしまうと嫉妬して関係が悪化することがあります。
✔ 例
・ご飯は先住猫から
・おやつも先住猫優先
常に「あなたが一番だよ」と伝えることが大事。
■ 仲良くならないケースもある
時間をかけてもどうしても相性が合わないこともあります。
これは性格の問題なので避けられない部分です。
その場合は無理に一緒にさせるのではなく、環境を分けるなどの対応も検討が必要です。
まとめ
多頭飼いで一番大切なのは
・ 急がないこと
そしてもうひとつ
・ 先住猫を最優先にすること
この2つを守るだけで上手くいく確率はかなり上がります。
最初の環境づくりでその後の関係がかなり変わるので、ここはしっかり準備してあげるのがおすすめです。
焦らず、猫のペースに合わせてゆっくり関係を作っていきましょう。
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